インプラント

食べたいもの、おいしく食べていますか?

インプラント治療は、噛めない、噛むと痛みがある、合わない、歯を削りたくない、見た目をよくしたい、残っている歯を守りたい・・・など、これまでのブリッジや義歯にありがちな悩みや不満を解消できる新しい治療法です。
私たちは、歯を失う以前の快適さを取り戻したいとお望みの方に、インプラント治療をご提案しております。
お口の中と体の健康には密接な関係があります。
お口の中は思っている以上にデリケートですから、歯が1本ないだけでも噛み合わせが悪くなり、身体全体に悪影響を及ぼすことがあります。
インプラントは「第二の永久歯」と言われるほど天然歯に近い噛み心地と仕上がりを再現できますので、もっとも最適な治療法と言えるでしょう。
インプラントは、歯の抜けた部分にチタン製の人工歯根を埋め込んで土台とします。これは、インプラント治療の最大の特徴なのですが、失った歯の顎の骨に直接支持(固定)することで、ブリッジのように土台となる歯を削る必要がありません。顎の骨が安定し、人工歯根の上部にセラミックなどの歯冠を装着すれば治療は完了です。
失った歯が1本から歯が全く無い場合まで、様々な状態への対応が可能です。

インプラントをオススメする理由

インプラントはブリッジや義歯と違い、他の歯を支えにしたり削ったりしないので、周りの健康な歯に負担をかけず傷めません。
しっかり噛めて、なんでも食べることができます。
食べ物の温かさや冷たさがわかり、味覚も変わりませんので、食事の楽しさがよみがえります。
入れ歯のバネやバー、床など異物感のもとがなく、口の中はすっきりします。
当院で導入しているインプラントは、手術が1回で済むばかりでなく、早期に骨との強固な結合が得られるため、従来半年から1年近くかかった咬合機能回復までの期間がわずか3ヵ月程度で、比較的早く噛めるようになります。

インプラントの構造

当歯科医院では、特に骨との結合性が優れたインプラントを使用しております。
インプラントは純チタン製で、表面には高純度の再結晶化ハイドロキシアパタイトが非常に薄くコーティングされています。

ハイドロキシアパタイトは骨の成分の一つで、他のインプラントに比べ生体親和性が高く骨との結合が早いのが特徴です。

インプラントで噛む機能の回復

消化を助けて肥満防止に。
よく噛み砕くことで唾液の量が増え、血糖値の急激な上昇をおさえます。消化が早まることで満腹感を感じるようになりますから、食べ過ぎを防ぎ、ダイエットにも効果的です。
虫歯や歯周病になりにくい口腔環境を作ります。
唾液には歯の成分であるリンやカルシウムが含まれており、酸により溶け出したエナメル質を再石灰化で補ってくれます。また、虫歯や歯周病の原因菌を口腔内から胃へ流し込んでくれます。
顎の骨を強くします。
適切な咀嚼ができることで、顎に良い刺激が与えられ、顎の骨量を増やし、骨を強くします。この効果により、歯周病や顎関節症の予防になり、快適な食生活を送ることができます。
認知症を防ぎ脳の活性化を助けます。
よく噛んで食べられることで脳の海馬が刺激されます。これにより頭の働きが良くなり記憶力アップに繋がります。また、大脳皮質の運動野を活性化して、認知症などの進行を抑える効果があります。
顔の筋肉を鍛えて美容効果も。
シワは顔の筋力の衰えから起こります。噛むことは、顔の筋肉、顎の骨を使いますから、シワを予防し若々しいお肌をキープする効果があります。

全ては楽しい食生活のために

楽しい食事ができることで、会話に花が咲き、笑顔がこぼれ、幸せを感じることができます。そして、楽しい食事は、身体の健康を保つだけでなく、心を満たしてくれるのです。
噛めないことは、他の人と違う食事から疎外感を感じやすくなるばかりでなく、食事の偏りから健康的にもあまり良くありません。
「噛むことは生きること」です。
インプラントは人生の喜びへの意欲をより大きくしてくれます。

失った歯を補う治療法

失った歯を補う治療にはブリッジ・入れ歯・インプラントなどがあり、それぞれにメリット・デメリットがあります。歯科医院で納得するまで説明を受け、今あなたが抱えている問題を理解した上で、どの治療が一番良いか決めましょう。
当歯科医院では、インプラント治療のメリットをブリッジや部分入れ歯と比較してご説明します。
ブリッジ
隣の歯を削るので、むし歯になりやすくなります。 両側の歯への負担が増え、歯周病、歯牙破折がおこりやすくなります。 歯の無い部分の歯ぐきの骨が、やせていくことがあります。
インプラント
周囲の歯を削る必要がありません。 自然に噛めます。 顎の骨も健康に保てます。
部分入れ歯
入れ歯を支える歯の負担が大きいため、支える歯が動き破折がおこります。 異物感や違和感があります。 硬いもの、粘り気のあるものが食べづらくなります。
インプラント
金具を使用しないので、自然な見た目になります。食事の種類に関係なく、今まで通りの食事ができます。
総入れ歯
安定が悪く、痛みが出る場合があります。 2年程で骨の状態が悪くなり作りかえる必要があります。 食事の時の味覚が変わります。 異物感があり、しゃべりづらくなる場合があります。 硬いものや粘り気のあるものが食べづらくなります。
インプラント
自然に噛めます。 顎の骨も健康に保てます。
歯が抜けたのを放置した場合
隣の歯がない所に倒れてきます。 噛み合う歯に悪影響を及ぼし。 食べ物がつまりやすくなります。 噛む機能が低下します。
インプラント
周囲の歯が動きません。 しっかり噛み合うので自分の歯を健康に保てます。自然な見た目になります。

インプラントのケアと定期健診

インプラントそのものは人工物のため虫歯にはなりません。しかし、日頃の歯磨きなどのケアを怠ることで、細菌がインプラントの境目から進入し、インプラント周囲の歯肉に炎症が起きてしまいます。これを、インプラント周囲炎と言います。 歯周病同様、かなり進行しなければ気づかないことも、インプラント周囲炎の恐ろしいところです。改善しない場合には、インプラントを除去しなければならなくなります。
インプラントは、それ自体がだめになることはありません。しかし、お手入れの不良から歯周病が進行し、骨がなくなってインプラントが抜けてしまうことがあります。インプラントを入れた快適なお口の状態を長く維持するためには、定期検診とご家庭でのケアが重要です。

インプラントのQ&A

インプラントは一定の条件で埋め込まれた場合、骨の拒否反応はまったくないどころか、積極的に骨と結合しようとする生体活性材料です。
また、歯が抜けてしまい、ある一定の期間が過ぎると顎の骨はだんだん痩せていき、ぴったり合わせて作ったはずの入れ歯もだんだんずれてきます。顎の骨は適度な噛む力を与えていないと、ますます痩せてしまうのです。
入れ歯での噛む力は適度に噛む力とは程遠いため、だんだん顎の骨が痩せて合わなくなります。その点インプラントは骨の減少を防ぐとともに、骨の代謝を促すため、健康な顎の状態を維持することができます。
治療計画のもと手術は行われます。
局部麻酔で周囲の声も聞こえますし、入院の必要もありません。手術後は、痛みはほとんどありませんが、骨移植等をした時は腫れる場合があります。
ただし、抜歯をした時と同じ程度です。当院では、ご高齢の方にもすでに手術を受けていただいておりますので、ご安心ください。
患者様の口腔内の状態、手術の経過、インプラントの種類や埋入する場所によっても異なりますが、手術後、2ヶ月~2ヶ月半くらいで食事が楽しめるようになります。
ブリッジは7~8年、部分入れ歯は2~2年半ほどでだめになると言われています。
インプラントは、家でのブラッシングと定期検診を欠かさないという条件のもとで使用すれば、10年以上経過した長期症例で、96%以上の成功率を誇っていると言われています。
年齢性別の制限は特にありませんが、全身疾患(糖尿病など)や顎の状態によっては、治療ができない場合があります。一度ご相談ください。

インプラントの料金

診断用ステント作製・CT撮影・分析
¥60,000
インプラント埋入(1本あたり)
1回法 ¥180,000
2回法 ¥360,000
上部構造 金属のもの(1本あたり)
¥30,000
上部構造 ハイブリッド(1本あたり)
¥60,000
上部構造 メタルボンド(1本あたり)
¥80,000
インプラントの詳しいご説明を無料でおこなっています。
お気軽にお問い合わせ下さい。